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【神童勇者とメイドおねえさん】ラノベレビュー2019#5

【神童勇者とメイドおねえさん】

著者 望公太

イラスト ぴょん吉

レーベル MF文庫j

発売 2019年2月25日

あらすじ

かつて神童と謳われた最強の勇者は、メイドおねえさんと幸せになる

かつて神童と謳われた勇者シオンは、魔王を倒し世界を救うが『魔王の呪い』により王都を放逐され、辺境での隠遁生活を強いられる。世界を救い、けれど世界に忌み嫌われた少年はある頃から四人のメイドのおねえさんと一緒に住むように。戦えば無敵のシオンだが年上のメイド達にはからかわれ続ける日々を送る。「どうして僕のベッドで寝ているんだ!?」「どうしてと言われましても、私が添い寝当番でしたので」「もうっ、シー様かわいいっ!」「……お前ら、僕で遊ぶのもいい加減にしろ」強すぎるがゆえに迫害された神童勇者と、少し変わったメイド達。辺境で穏やかに暮らす最強の少年とおねえさん達のラブラブ同居生活!

bookwalker:神童勇者とメイドおねえさん

 

【本文】

 

発売前は「まあ、よくあるシチュエーションものでしょ」と思ってたんですが、それにしては影がありそうな作品だったので購入しました。

 

正解でした。

 

まず取り上げたいのは、タイトルから読者が期待するだろう「おねショタ」的要素が拍子抜けの心配なしの内容だ、ということでしょう。

 

キャラクターの唯一性はばっちりですし、

 

過去の影によって現在のイチャイチャがこれでもかと強調されてます。

 

主要な登場人物5人の関係性についても、安心感バッチリ。#1で述べたような非常に心地よい関係性です。

 

だからでしょうか、内容濃いはずなのに読書カロリーが低いです。

 

しっかり作られたラノベという印象の一冊でした。

 

では今回はこの辺で。

 

次回もよろしくお願いします。

 

bookwalker:神童勇者とメイドおねえさん

 

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