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レビュー【貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります】

ツボすぎて語彙力崩壊しました。【貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります】をご紹介!

【貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります】

著者 鈴木大輔

イラスト ダイキ

レーベル ダッシュエックス文庫

発売 2017年12月22日

あらすじ

年下の女の子(吸血鬼)はお嫌いですか?

鈴木大輔、新シリーズ始動――!!

 

もし仮に、世の中の人間をふたつの種類に分けるとしたら。あなたなら何と何に分けますか? ―― 「吸血鬼とそれ以外、だな」「いいえ。運命の人に出会えるか出会えないか、です」 神谷誠一郎(かみやせいいちろう)、二十八歳。職業は猟犬――吸血鬼を狩る者。ある夜、彼のもとにひとりの少女がやってきた。綾瀬真(あやせまこと)、十四歳。世界で唯ひとりの『生まれつきの吸血鬼』。とある恩人の縁を頼ってきた彼女を誠一郎は受け入れ、ふたりは同居生活を始めるのだが――いつしか彼らは、吸血鬼の謎をめぐる思わぬ事件に巻き込まれていく。年の差十四歳、狩る者と狩られる者の危険な恋物語、開幕!

公式サイトより引用

【ねとのおすすメーター】

☆シナリオ8.5/10

・14歳吸血鬼x28歳バーテンダー兼ヴァンパイアハンターって面白そうすぎるでしょう。面白かったです。

・くどくないおしゃれな世界観でした。

・冒頭にハッピーエンド宣言があるわけですが、全く信用できないほどの闇をちらつかせてくるので緊張感がすごいです。ただハッピーエンド宣言があるので楽観的にすいすい読み進められるんですよね。

・多くのラノベが「主人公たち問題を解く様を見守る」ものだと思うのですが、この作品は「主人公たちによる解法の解説」を聞いているような感覚でした。紐解かれる事実の数々には驚かされるばかりなのですが、判明する快感といいますかなんといいますか、「そーゆーことかぁぁぁぁぁぁ」という感動があります。

☆恋愛9.0/10

好きすぎる。

どストレートな恋愛本当に好きです。

☆盛り上がり8.5/10

・語りは淡々としているのですが読者側で「そーくるか―」という感動があります。

☆キャラクター9.0/10

・吸血鬼の扱いが独特ですね。一般的な怪物扱いではなく、病や天災のような扱いです。ゾンビのような扱いというのが一番近いと思います。

・真かわいい。

☆文章9.0/10

・巧い……。巧いよ……。

☆総評9.0/10

・これは本当に面白いです。こういうもののことを言うんだよ! 商業作品ってのは! と頭の中で叫んでおります。

 

【コメント】

 

巧い。以外に言葉が見つかりません。

こんな小説を一度でいいから書いてみたいものです。

 

【お気に入りの一文】

”「親子丼の気分はどうですか?」”

どうなんでしょうねぇ。

 

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